手段は独学! 目標は一発(ストレート)合格!! 中小企業診断士 資格試験体験記 |
中小企業診断士 理論政策更新研修 5回目 今年(2015年)も7月に更新研修を受講してきました。正直、受講してから3か月も経ってしまっているためあまり内容は覚えていないのですが、一つ印象に残っているのは2講義目の講師を担当された方が税理士だったということです。テーマは「事業承継」であったと思います。もし講師が中小企業診断士であれば、事業承継がテーマならばおそらく事業承継に利用できる公的な融資制度の紹介などをするのでしょうが、今回の税理士の方は「M&A」を推し融資制度には否定的でした。後継者が融資制度を利用して会社を引き継いで事業を継続できたとしても、相続税や利子などを考えると融資を返済していくのは相当難しいというのがその理由だったと思います。なるほど、言われていることはもっともだと思います。ただその内容はさておき私が気になったのは、中小企業診断士の更新研修で中小企業診断士ではなく税理士が講義を行い、国の中小企業政策に否定的な内容を話しているということです。本来なら中小企業経営者にとって有益な制度を国が制定し、中小企業診断士がそれを経営者に紹介したり申請の手伝いをするなどして中小企業を盛り上げていくのが筋だと思います。診断士の一次試験「中小企業政策」で勉強したように公的な支援制度はたくさんあります。どれほどこれらの制度が中小企業の役に立っているのか、中小企業診断士はこれらの制度を自信を持って中小企業経営者に勧めることができるのか。色々と考えさせられたと思います。 さて話は変わりますが、今回の更新研修は5回目でした。つまりこれで中小企業診断士の資格を更新するための「知識の補充要件」を満たしたことになります。「実務の従事要件」を証明するために必要な書類は事前に準備してあったため、9月初旬に資格更新の申請を行いました。そして10月25日、新しい「登録証」が手元に届きました。 あれ?前の登録証よりなんかこざっぱりした?と思ったらよく見るとIC部分がありません。あのICはいつ使う機会があるのかと思っていましたが、結局廃止されたようです・・・。 中小企業診断士資格の更新方法については別ページにまとめましたのでそちらをご覧ください。 |
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